日本刀ブランド 肥後虎 japanese sword brand ＨＩＧＯＴＯＲＡ www.higotora.com

■HIGOTORA 真剣　　REAL JAPANESE SWORD (SHINKEN) ＜製作例＞ 白鞘拵（最上作）製作 ＜肥後虎では、スポット的な諸工作にも対応致しておリます＞ 柄の交換、柄の巻直し、鞘の交換、鞘の塗り直し、鞘の修理、鞘の水牛補強仕込み、柄や鍔のガタ直し、 刀身研磨、刀身研磨の化粧直し、ハバキの新調、金着せ加工、金具の交換、桐箱製作、白鞘製作、ツ ナギ製作、鞘書き、箱書きといった、スポット的なご依頼も随時受け賜っております。 それぞれの料金は本ページの最下段をご参照下さい。 国内トップクラス（無形文化財クラス）の真剣職人が皆様のお役に立ちます。是非お気軽にご相談下さい。 ※真剣、および真剣諸工作に関する、ご質問、ご注文はコチラからどうぞ。 【白鞘のこと】 『白鞘』は『休め鞘』とも申しまして、御刀を長期保管するには、最も適した外装となります。 白鞘は、あくまで保管用の外装であり、実戦で使用できる物ではございません。 実際に白鞘入りの御刀で打ち合えば、すぐに柄が割れてしまいます。 ヤクザ映画等では、白鞘入りの日本刀を振り回すシーンが見られますが、現実的ではございません。 今回は、この白鞘造りの"ツボ"を、お話し致します。 白鞘製作において、重要なのは、第１に、良い木材を使用することです。 白鞘に適した木材は、木の大きさや形状だけでなく、採取場所の標高、木の年数、日当たり、 採取部位、採取時期、採取後の晒し方、晒し期間等も重要です。 厳選した素材から生成した材料で白鞘を造るからこそ、耐変形性、耐腐食性に優れ、刀身を保護 保管に適した、適度な気密性、刀身保護性、調湿性、調温性能、棟滑りの良さ、見た目の美しさ 等が実現するわけです。 第２に重要なのは、ハバキや刀身に合わせた精密な掻き入れ加工です。 刀身を滑らかに抜き差しする事ができ、納めた状態においては、刀身が鞘の内部で浮いたかたちと なって、刀身が鞘の木部に当たらないように加工する事が重要です。 御刀は、どれだけ高い技術力のある刀匠と研師が組んで作刀しても、手造り品である限り、必ず、極 僅かに左右非対称の刀身が成形されるものです。（間近で凝視しても絶対に分からないレベルですが） また、研ぎ減った古い御刀や、数打の安価な御刀や、安研ぎをかけられた御刀等は、目視で分かるく らいに鎬位置や鎬角度や横手筋位置等が左右で異なる物や、棟筋や鎬筋が波打っている物や、刀身 自体が曲がってたり捩じれていたりする物も存在します。 そうした様々な御刀を、最良の形で、滑らかに納められるように、掻き入れ加工を施す事が重要です。 第３に重要なのは、無駄に厚みを持たせることなく、刀身に合わせたベストな厚みで、姿の良い、 柔らかな光沢を持たせた美しい鞘を造る事です。 近年、お客様方から拵製作のご依頼等でお預かりすりする白鞘入りの御刀には、抜き差しする度に 刀身に傷を付けてしまう白鞘や、刀身の地や刃が鞘内に触れている白鞘、刀身が鞘内でガタガタ音 を立てている白鞘等がございますが、これでは白鞘の役目は全く果たしていないどころか、御刀の腐 食・劣化を早めているだけです。 そのような白鞘をお持ちの方は、お早目に鞘の造り直しをご検討頂く事をお勧め致します。 文：肥後虎・脇田泰彰・2012年4月1日　肥後虎BLOG ■居合道用・模擬刀（居合刀)　　IAI-DO PRACTICE SWORD (IAI-TOU）　 ■真剣　 REAL JAPANESE SWORD (SHINKEN)　 ■鍔、縁・頭金具、鞘コジリ、目貫金具、刀剣手入れ具、刀掛、日本刀レザー・キャリングケース、拵（刀剣）袋、のご紹介

『HIGOTORA（肥後虎）』は日本刀職人達がタッグを組み、日本刀伝統技術の保存、発展、普及を目的とし誕生した日本刀ブランドです。鎌倉・南北朝の古名刀に習い、素材、鍛練技術、造り込みの研究を行い、品質、性能に徹底的に拘りぬいた日本刀（真剣および居合道用模擬刀）の開発に取り組んでおります。 日本刀（真剣）と居合道用模擬刀（居合刀)の開発、日本刀（真剣）と居合道用模擬刀（居合刀)の販売、日本刀（真剣）と居合道用模擬刀（居合刀)の修理、日本刀（真剣）と居合道用模擬刀（居合刀)の加工、刀剣商様はじめ、居合道場様、剣術道場様、学校法人様、個人ユーザー様、映画製作会社様まで幅広くお取引頂いております。 Copyright (C) 2011 HIGOTORA . All Rights Reserved.