真剣



<製作中の御刀のご紹介


<現在、下研ぎの【中名倉研】の段階です>
研磨を【中名倉研】まで進めますと、御刀の棟筋、鎬筋、横手筋、
刃角、刃肉厚等が決まり、地刃の出来が確認出来ます。
私共では、【中名倉研】まで研いだ時点で、一旦、研磨作業を止
めて、出来具合を厳しくチェックした上で、最良の仕上がりの御
刀に限り、ハバキ製作、拵製作の順で外装の工作を進めます。
刀鍛冶→研師→白銀師→鞘師の順に、刀身が各職人達の工房を巡り、
最終的に、再び研師の手に刀身が渡り、仕上げ研ぎを行い、御刀が
完成となります。
このような工程で製作する事で、最良の御刀をご提供出来るだけで
なく、拵においても、より高品質で高精度なものをお作り出来ます。

実際、【中名倉研】の工程まで進めるには、刀鍛冶や研師の気が
遠くなるような量の仕事が積み重ねられています。
御刀が大きくなれば大きくなるほど、御刀に求める品質レベルが高
ければ高い程、トライ&エラーの回数は増えます。

肥後虎本鍛刀の場合、作刀が難しく、品質基準も極めて厳しい事
から、【中名倉研】の工程まで辿り付き、更にその先の工程に進む
事が出来る御刀は、ほんの一握りと言えます。
もちろん、拵工作においても、一切妥協無く、最良の工作を行います。
新作刀(真剣)におきましては、私共の最高傑作だけをお渡しするの
が、私共の拘りです。







肥後虎本鍛刀
二尺九寸
超豪壮型
肥後虎特別造り
肥後国八代住赤松太郎兼嗣作
本三枚鍛
以自家製鉄鍛之

<御刀の仕様>
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肥後虎本鍛刀
二尺九寸
超豪壮型
肥後虎特別造り
肥後國住赤松太郎兼嗣作
本三枚鍛
以自家製鉄鍛之

・作者   :肥後國住赤松太郎兼嗣作
・鉄     :自家採取砂鉄・自家製鉄
・鍛え   :本三枚鍛・本鍛錬
・等級   :最上作
・研磨   :最上研磨
・刃長   :二尺九寸
・反り    :
・目釘穴  :2
・元幅   :約39mm
・元重   :約9.3mm
・先幅   :約32mm
・先重   :約7mm
・茎長   :約290mm (茎棟小肉付ける)
・切先長  :約100mm
・鎬幅   :秘
・刃幅   :秘
鎬角   :秘
棟角   :秘
・刃角   :秘
・造り    :鎬造・庵棟・大切先
・刃文   :源清麿最上作写し
・裸身重量:約1,583g(刀身のみの重量)

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※上の御刀の画像は下研ぎ中(中名倉)の御刀の画像です。