肥後虎 本鍛刀 豪壮型
2尺7寸4分6厘(83.2cm)
肥後国八代住赤松太郎兼嗣作
写 清麿 本三枚鍛
以自家製鉄鍛之
(拵付き)
肥後虎 本鍛刀 豪壮型 2尺7寸4分6厘(83.2cm)
真剣
基本情報
<刀身>
圧倒的な実力と人気を誇る熊本県八代の名工、肥後國住 赤松太郎兼嗣(木村兼定)の傑作。
肥後虎特別発注により鍛えられた本鍛刀であり、『折れず曲がらずよく斬れる』事は勿論の事、
天下無類の地刃の美しさが表現されている。
原料となる砂鉄から自らの手で採取し、独自工法の自家製鉄で造られる最良質の鉄鋼と、研究
重ねた鍛練法と造り込みにより、強さと性能と美を極め、天下無類にして、源清麿の作を凌駕せ
んばかりの見事な出来と、溢れんばかりのエネルギーに圧倒させられる豪刀。
丹念に練られ鍛えられた地鉄は小板目肌が見事に詰んで、地沸、地景現れ、潤いもって美しく輝く。
変化に富んだ互の目刃文は、丁子を交え、沸深く、足入り、金筋・砂流が絶妙に現れる。
大切先の帽子は、掃き掛け交え、乱れ込んで先小丸に返る。
肥後虎の特注により、源清麿・大成期の最上作を写した作であり、その出来の素晴らしさは到底
他工の追従を許さない。