肥後虎本鍛刀・二尺四寸五分
立体家紋彫刻ハバキ・本漆塗柄鮫・本漆塗鞘・本蒔絵(梅枝鶯図)・実戦型本拵
肥後虎本鍛刀・二尺四寸五分
真剣
基本情報
最良の素材、最良の鍛練法で鍛え上げた御刀に、立体家紋彫刻ハバキ、本漆塗り柄鮫、本漆塗
りの鞘、本蒔絵による梅枝鶯図等といった、極めて高レベルなお仕事を贅沢に取り入れた実戦型
拵を御誂え致しました。伝統工芸品的価値を極めた素晴らしい作品が完成致しました。
国内最高峰クラスの仕事の数々をご覧下さいませ。
「闇蒔絵」(やみまきえ)とは、黒蒔絵とも言い、黒地に、黒漆で微細な盛り上がりを付けて模様を描
く技術です。本作は、一見すると、漆黒の鞘ですが、光に当てると、その角度によって、梅の花、枝、
鶯、家紋等が浮かび上がります。「闇蒔絵」は漆の凹凸だけで模様を表現する必要があり、実際に
は金蒔絵よりも難易度が高く、手の込んだ蒔絵技術となります。
今では、日本刀の鞘に、本式の技法で「闇蒔絵」を自在に施せる優れた技能を持つ蒔絵師は、数少
なくなりました。後世に伝承していきたい貴重な日本伝統工芸技術です。
肥後虎の真剣製作部門は、全ての工程を国内トップクラスの技術を誇る職人達が担当致しており、
このような高度技術を要する拵製作も得意としております。
素材、品質、精度、性能を極めた、一生物の名品をお求めの方は、是非ご相談下さいませ。
肥後虎 代表 脇田泰彰